多賀城市ヨガティーチャーのYukoです。
みなさん、ヨガをしていて「いたーーーい!」と感じる所まで我慢して伸ばしていませんか?
そして「痛い!』と感じた途端、どこかに力が入ったりしませんか?
これは、本来体に備わっている筋肉の「普通」の反応です。
効率的に、きもちよーーくヨガをするには、「いたい!」と思う一歩手前で、ゆったり心地よくキープするのが最も効果的です。
私もクラス中はくどい程何度も言います。
「痛い」と感じる体勢でストレッチしてしまうと、効果は半減してしまいます。
もしかすると、怪我をしてしまうかもしれません。
筋肉の中には、筋肉の伸びをコントロールする「筋肉制御センサー」が付いています。
これを筋紡錘(きんぼうすい)といいます。
この制御センサーの役割は、筋肉の伸び過ぎを防いだり、筋肉が「パチンっ!」と切れてしまわないように筋肉の伸び縮みを制御しています。
「痛い!」と感じる所で伸ばしたり、ヨガのポーズをとっても、「筋肉制御センサー」が作動するので、筋肉が元に戻ろうと反発が起こります。
センサーが「戻れ!」の命令を筋肉に送るので、伸ばしているはずが力が入ってしまうのです。
ポーズ取る時は、この「筋肉制御センサー」をOFFにし作動させないよう、ゆっくり、ゆったり伸ばしていきましょう。
反動をつけたり、無理やり伸ばそうとすると、「筋肉制御センサー」がONになり、これ以上筋肉が伸びないよう筋肉がロックされてしまいます。
筋紡錘「筋肉制御センサー」はどんなハイテク機器よりも精密で正確です。
センサーに気付かれずに、静かにゆっくり行いましょう。
痛いところまで体を酷使せず、常に心地よい感覚を感じて行うことをお勧めします。
筋肉のハイテクなシステムに…
Namaste