多賀城市ヨガティーチャーのYukoです。
突然ですが「あなたは、いざと言う時、AEDを使えますか?」
AEDは自動体外式除細動器の略で、瞬間に強い電流を心臓に流し、心臓のリズムを取り戻す機械です。
ニュースや記事などで「AEDが一般に普及してから10年、使用率は約3%」だそうです。
とても低いですよね。
なぜ、こんなに利用されないのか…
それは使って良いのか「迷い」が原因だそうです。
迷うのも当然です。
医療に携わって無い者が、呼吸を確認したり、脈を確認するのはとても難しいです。
それに、目の前に人が倒れていたら、テンパるのも当たり前!
そうなると、冷静に脈なんて確認できません。
そんな時こそ「AED」の出番なのです。
機械で正確に判断してくれるのがAEDなのです。
電源を入れて、音声に従うだけ…パットを直接胸に貼って、
あとはAEDの判断を待ちます。
ショックが必要な時は、
音声が「ショックが必要です。充電中です。体から離れてボタンを押して下さい。」と指示が出ます。
ショックがいらない時は「ショックは必要ありません。」と言います。
多くの皆さんが迷う理由が、AEDを装着したらすぐ電気ショックが与えられるのではないか心配…必要ないのではないか…。
心停止からAEDが使われるまで、1分間に生存率が7~10%低下していきます。
救急車が到着する約6分(平均)では、生存率が40%までさがってしまいます。
時間との勝負が生存率と関わってきます。
「迷い」と「自己判断」で貴重な時間はなくなっていきます。
迷ったら「AED」を使うこと!
そして、自分の周りの何処にAEDがあるのか…意識しているだけでもだいぶ変わってくるのではないでしょうか?
これからは「119番とAED」です。
私は救急処置の講習を受けてからは、自分のいる施設にはAEDがあるのか?
無意識に確認するようになりました。
大体の公共施設にはAEDは設置してあります。
心に意識しているのと、いないとでは行動差に影響が出ます。
時々、思い出してみてくださいね。
AEDの主な設置場所
駅
学校
公共施設
スポーツ施設
デパート、コンビニ、スーパー(設置していない店舗もあります。)等々…。
参考記事
AEDを使えば救える命がある 朝日新聞