多賀城市ヨガティーチャーのYukoです。
長時間座って作業をしていると、体がバキバキ!
肩や首が凝る!
疲れが貯まるいっぽう!など、悲鳴に近いお声が聞こえてきます。
そんな訳で、今回はデスクワークや車の運転など、椅子に長時間座る時の疲れない対策法をご紹介いたします。
1、悪い姿勢は日々の積み重ね
2、体が喜ぶ座り方
3、ちょっとした工夫
1、悪い姿勢は日々の積み重ね
ヨガや様々なワークアウトをしているのに一向に姿勢が改善されなかったり、
体のコリや疲れが取れなかったりする場合、自分の普段の生活の姿勢やクセを再度チェックして見ましょう。
長時間座っていると、上のイラストの様な姿勢になってはいませんか?
人間の頭の重さは、色々な物で例えられていますが、
「スイカ(中玉)一個分の重さ」や「ボーリングの玉一個分の重さ」など、表現されています。
ああ、人の頭って重いんだなあ…と容易に想像できますね。
その重い頭を体全体で支えられたら、問題もあまりないと思います。
でも、、、長時間座っているとだんだん、お腹だ緩み、骨盤が前にずり落ちて、腰や背中が丸くなり、
重い頭を首と肩だけで支える状態になってしまいます。
そうなると、首や肩にかかる負担は相当なものとなってしまいます。
例えるなら、しおれかけたチューリップの状態です。
普段の何気ない生活の動作や、クセ、重心の掛け方の積み重ねで、私達の姿勢は影響されていきます。
特に長時間椅子に座る方は、その姿勢が体に影響していきます。
2、体が喜ぶ座り方
それでは、体に負担をかけず快適に座る方法をご紹介します。
大切なのは椅子に座った時に、体の基盤となる「骨盤」が前にずり落ちないことです。
座り方
お尻の下(座骨)に小さいクッションやタオルを丸めたものを敷きます。
そうする事で、骨盤が前にずり落ちるのを防止します。
骨盤が安定しそれについてくる様に、腰、背中、首、頭も自然に上に引き上がっていきます。
椅子の背もたれも不要になります。
お腹も圧迫されずスッキリ!
PCなどの画面は、軽く顎を引いた状態から自然に画面が目に入る状態が理想です。
頭と骨盤の位置を揃えるだけで、首や肩に掛かっていた負担が分散され、
体全体で頭の重さを支える事ができます。
3、ちょっとした工夫
快適な座り方をマスターしたら、色々工夫してみましょう。
長時間座り続けない工夫。
60分を目度に、時々椅子から立ってみたり、首や肩を回しましょう。
同じ姿勢は体に負担をかける原因につながります。
深呼吸を数回するだけでも、体はリラックスします。
お仕事中、席を立つのが難しい時は、深い呼吸を数回行ってみましょう。
深呼吸すると、体の内側から外側に向かって全身が動いているのが感じられます。
いつでも、どこでも、どんな時でも「呼吸」は私達の強い味方です。