多賀城市ヨガティーチャーのYukoです。
治療や手術の前は、気持ちも落ち着かず、不安や恐怖心も募ってきます。
特に手術前などは、心も体も安定してリラックしていたいものです。
そんな時は、ベットでもできる呼吸法を行なってみましょう。
1、緊張は心も体も硬くします。
2、呼吸は全ての安定感につながる。
3、注意事項
1、緊張は心も体も硬くします。
病気の治療中、特に手術前は不安や恐怖心などで心も落ち着かなくなります。
そんな私も、20代の頃に「甲状腺腫瘍」で大きな手術を経験しました。
その頃は、ヨガも当然やっておらず、呼吸法なんてものも知りません。
あの当時の自分に、ヨガの呼吸法や瞑想など教えてやりたいなあ〜。とも思います。
今、振り返るとあんな不安定な精神状態でよく乗り切ったものだと、20代の自分を褒めてやりたいです。(笑)
自分の経験から、今思い返すと術前は
「緊張と不安で心がカチコチ」
「呼吸なんて意識したこともない」
「不安で胸や背中も丸くなりカチコチ」でした。
2、呼吸は全ての安定感につながる。
緊張している時は、無意識に呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が安定してリラックスしていると、不思議と心と体も落ち着いていきます。
深い呼吸をすることで、体の緊張もほぐれていますよ。
1、上のイラストのようにゆったり仰向けになります。
頭を枕に乗せ。アゴを軽く引きます。
タオルケットやバスタオルなどを厚めに畳んでお腹を包むように掛けます。
膝の下にも、丸めたバスタオルなどを置くと腰や背中が更に安定します。
(両手をお腹に乗せ、すっぽりタオルケットの中に入れるとよりGood)
2、お腹を使ってゆっくり呼吸してみましょう。
お腹のタオルケットが上下に動いているのを確認しましょう。
吸う:鼻からゆっくり吸う。(タオルケットが上に動く)
吐く:お腹の中に溜まっている不安な気持ちを吐き出すように、
口からゆっくり息を吐き出します。(タオルケットが下に動く)
3、呼吸が落ち着いてきたら、肩や背中、腰まわりも安定して行くのを観察してみましょう。
3、注意事項
治療中や術前の方は、事前に主治医の許可を取りましょう。
頑張りすぎなようにしましょう。
ゆったり、楽しむ気持ちで行いましょう。